小倉記念の特集記事

第44回小倉記念

今週のメインレースは、サマー2000シリーズ第3戦の第44回小倉記念である。


第44回小倉記念は、確たる中心馬不在のハンデ戦ということもあり、
大混戦が予想される。


その第44回小倉記念には、サマー2000シリーズ第1戦の七夕賞から、
1着のミヤビランベリ(岩田)、5着のヴィータローザ(小牧太)、
10着のダブルティンパニー及び14着のナリタプレリュードが出走する。


七夕賞は、追い込み型のカネトシツヨシオーが人気になったことで、
有力馬が後方から競馬を進め、先行馬に有利な展開となっていた。


その先行馬有利の流れを逃げ切ったミヤビランベリの七夕賞の勝利は、展開及び53キロの軽ハンデに恵まれたものであり、レース内容的な価値は高くない。


その上、七夕賞で休み明けにもかかわらず2着に好走した
ミストラルクルーズ
が、次走の函館記念で8着に敗れていることから、
七夕賞のレベルの低さも伺える。


更に、七夕賞の勝利によって、第44回小倉記念ではミヤビランベリのマークが
きつくなる可能性が高い。


ミヤビランベリは、前々走の準オープン特別の関ヶ原ステークスで惨敗しているように、第44回小倉記念でも七夕賞のようにマイペースの競馬ができなければ、惨敗する可能性が高い。


これらのことから、七夕賞の勝利だけで人気となり、55キロの斤量を背負う
ミヤビランベリを危険な人気馬として競馬理論では判断している。


一方、ヴィータローザは、七夕賞において、休み明けで56キロの斤量を背負いながらも、ミヤビランベリから2馬身差の5着に好走しており、叩き2走目で斤量差が少なくなる第44回小倉記念においては、ミヤビランベリを逆転する可能性は高い。


よって、第44回小倉記念においては、ミヤビランベリよりもヴィータローザに
高い評価を与えるべき
である。


しかしながら、ヴィータローザの七夕賞の好走は、先行馬に有利な
前残りの展開及びかなり弱いメンバー構成に恵まれたものと
見ることもできる。


よって、夏場に実績があるというだけで過剰に人気になるようであれば、
ヴィータローザを過大評価すべきでないと競馬理論では判断している。


一方、10着のダブルティンパニー及び14着のナリタプレリュードは、
七夕賞で負け過ぎなので、第44回小倉記念で通用する可能性は低い


第44回小倉記念では、ドリームジャーニーも人気になりそうである。


ドリームジャーニーは、朝日杯フューチュリティステークスでG1、
神戸新聞杯でG2を制しており、第44回小倉記念に出走するメンバーでは
実績的に断然である。


特に、第44回小倉記念と同じ距離で行われた神戸新聞杯においては、ドリームジャーニーは、菊花賞馬アサクサキングスを差し切っており、実績だけではなく、能力的にも断然である。


ドリームジャーニーにとっての課題は、今年に入っての成績不振と
57キロの斤量であるが、マイラーズカップ及び安田記念の敗戦は、
追い込み馬にとって不利な馬場と展開が影響したものであり、
悲観すべき内容ではない


また、57キロの斤量も実績を考えれば恵まれたと見ることもできる。


よって、第44回小倉記念において、ドリームジャーニーを重視して
予想すべきと競馬理論では判断している。


但し、ドリームジャーニーが追い込み脚質であることには違いないので、
過剰に人気になりすぎるようだとマークがきつくなり、
先行馬が有利な流れになってしまう。


そうなった場合には、ドリームジャーニーが脚を余す可能性があることを
頭に入れて予想すべきである。


一方、小倉の準オープン特別の博多ステークスからは、
1着のダイシングロウ(川田)、グロリアスウィーク(幸)、
4着のトウカイルナ(川島)及びブリトマルティスが出走する。


この中では、1分45秒1の好時計で圧勝したダイシングロウ及び58キロの斤量にもかかわらず2着を確保したグロリアスウィークのみに注目すればいいだろう。


問題は、ダイシングロウ及びグロリアスウィークが
第44回小倉記念のメンバーでも通用するか否かであるが、
準オープン戦で惨敗した後に七夕賞を制したミヤビランベリ程度が
人気になることを考慮すると、通用する可能性は高いだろう。


よって、実績的には劣るダイシングロウ及びグロリアスウィークにも
それ相応の評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


他に注目されるのは、1000万下特別の九州スポーツ杯を圧勝したカネトシリベルテであるが、やや重と良の馬場の違いがあるにせよ、九州スポーツ杯の時計は、次の日の博多ステークスよりも3秒以上劣る。


よって、カネトシリベルテには抑え程度の評価を与えれば十分
競馬理論では判断している。


以上のように、競馬理論は、
第44回小倉記念に出走する有力各馬の能力を分析した。


この分析結果に、枠順、調教及び展開などの様々な要素を加味して、
最終的な予想を決断する。


競馬理論のファンの方は、第44回小倉記念の予想をお楽しみに。

第43回小倉記念

スウィフトカレントは、去年の小倉記念をレコード勝ちした勢いで、サマースプリントシリーズのチャンピオンまで駆け上がった。
その後、スウィフトカレントは、秋の天皇賞でダイワメジャーの2着に好走し、アドマイヤムーンを破っている。
これらの実績から、スウィフトカレントが、去年の小倉記念に続き、今年の第43回小倉記念でも好走する可能性は高い。
しかしながら、競馬理論は、スウィフトカレントを過信するのは禁物であると判断している。
なぜならば、去年の小倉記念は、コンゴウリキシオーという強力な逃げ馬が出走していたので超ハイペースとなったが、今年の第43回小倉記念は、速い逃げ馬が不在で去年ほどのペースアップが望めず、スウィフトカレントにとっては去年のような展開的な利が見込めからである。
また、去年の小倉記念においては、スウィフトカレントは、重賞未勝利の身であったので55キロの軽ハンデであったが、今年は58キロを背負う必要がある。
更に、スウィフトカレントの去年の小倉記念のレースを振り返ると、ハイペースの流れを最後方から追走し、直線でもインを突くロスのない競馬をしており、福永騎手の好騎乗による勝利であることも分かる(小倉記念のデータベース参照)。


また、前走の宝塚記念においてスウィフトカレントと同じように後方から競馬を進めた殆どの馬(ポップロック3着、アドマイヤフジ4着、ファストタテヤマ5着)が掲示板に載っており、宝塚記念4着のアドマイヤフジが函館記念で破れていることからも、スウィフトカレントの宝塚記念の11着はまったくといっていいほど価値がない。
これらのことから、競馬理論は、去年の覇者で人気になる可能性が高いスウィフトカレントに本命級の評価を与えるべきではないと判断している。


一方、超良血馬のニルヴァーナ(武豊)も、第43回小倉記念では人気になりそうである。
ニルヴァーナは、6戦4勝と底を見せていない点が魅力であるものの、前々走の京橋特別のレース内容を見る限り、重賞のこのメンバーで通用する可能性は高くない。
よって、競馬理論は、血統的な背景だけで人気となるニルヴァーナにも、高い評価を与えるべきではないと判断している。


このように、第43回小倉記念では、スウィフトカレント及びニルヴァーナの二頭の人気馬が敗れる可能性が高いので、波乱のレースになる可能性が高い。


そこで、第43回小倉記念で注目されるのは、小倉で重賞4勝を含む全8勝の小倉巧者のメイショウカイドウである。
メイショウカイドウは、去年の小倉記念でこそ、今年と同じ59.5キロの突出したトップハンデを背負って、コンゴウリキシオーを目標にレースを進めたことによる早仕掛けで敗れてしまったものの、小倉競馬場ならば大崩れしないので、第43回小倉記念でも好走できる可能性は高い。
なお、メイショウカイドウにとっては、去年の小倉記念以来となる久々を克服できるかどうかが重要なポイントとなる。
よって、競馬理論は、今週の調教状態などで判断した体調を重視して、メイショウカイドウの最終的な評価を決定しようと考えている。


サマー2000シリーズの第1戦の七夕賞からは、サンバレンティン、ヴィータローザ(上村)及びニホンピロキースが第43回小倉記念に出走する。
サンバレンティンは、得意の福島コースで絶妙なコース取りで、七夕賞を快勝した。
一方、ヴィータローザは、七夕賞で大外を振り回されての4着であり、内容的にはサンバレンティンと互角である。
一方、ニホンピロキースは、七夕賞で先行馬総崩れの流れの中、5着に粘っている。
つまり、サンバレンティン、ヴィータローザ及びニホンピロキースの七夕賞の内容は、着順ほどの差はなく、ほぼ互角といえる。
つまり、第43回小倉記念においては、サンバレンティン、ヴィータローザ及びニホンピロキースは、展開や馬場状態次第で着順が入れ替わる可能性が高いので、すべての面を考慮して適切な順位付けをすべきである。


第43回小倉記念では、牝馬のサンレイジャスパー(佐藤哲)にも競馬理論は注目している。
サンレイジャスパーは、去年の夏も、マーメイドステークス、小倉記念、新潟記念、府中牝馬ステークスと続く重賞戦線で好走を繰り返している。
特に、去年の新潟記念では、サンレイジャスパーは、ヴィータローザ及びスウィフトカレントの2頭を破って、2着に好走しており、このメンバーでも通用する能力を秘める。
よって、競馬理論は、あまり人気になりそうもないサンレイジャスパーに、ヴィータローザ及びスウィフトカレントと同等又はそれ以上の評価を与えるべきと判断している。


他には、叩き2走目のアップドラフトも差はない。
アップドラフトは、去年の小倉の準オープン戦の博多ステークスで、マヤノグレイシー及びニホンピロキースを破っており、芝でも底を見せていない。
その上、アップドラフトは、休み明けの七夕賞を叩いて上昇して、54キロの軽ハンデならば第43回小倉記念でも通用するはずである。
よって、競馬理論は、人気がないようであれば、馬券的な魅力を加味して、アップドラフトに高い評価を与えようと考えている。


以上のように第43回小倉記念は、波乱となる可能性が高く、競馬理論の腕の見せ所である。
そこで、競馬理論のファンの方は、第43回小倉記念の穴予想を楽しみにしていて欲しい。